邦人射殺事件
[ 1153字|社会 (society) ] 有料邦人射殺事件で発生から約一年を経てきょう、現職警官被告らの罪状認否
昨年十月に南部タガログ地方バタンガス州タナワン市で北海道出身の平川一明さん=当時(56)=が射殺された事件で、事件後約一年を経て、殺人罪などに問われた現職警官、ソシモ・ウニャテ三級巡査(40)ら四被告に対する予審が十三日にタナワン地裁で開かれ、罪状認否が行われる。しかし、被告らはこれまで事件への関与を一貫して否定しており、罪状認否でも無罪主張は必至。また、被告側は証拠不足などを理由に、起訴の取り消しを司法省に申し立てており、今後の公判の行方は混沌としている。