国軍将兵反乱
[ 1121字|社会 (society) ] 有料反乱軍装備の時価総額は3,000万ペソ。前大統領陣営提供の車両も使用か
国軍将兵の反乱事件で、大統領府独立調査委員会(フェリシアノ委員長)は十二日、パサイ市のフィリピン国際会議場で第一回の聴聞会を開いた。証人として出席したゴレス大統領顧問(国家安全保障担当)は、反乱軍から押収した装備の時価総額が約三千万ペソに達したことを明らかにし「複数の大物政治家らが反乱軍に資金提供していたとみられる」と現政権転覆を狙う政治勢力の存在をあらためて強調。また、国軍情報部のカブガイ部長は、反乱軍がエストラダ前大統領陣営から提供された民間車両を使用していた可能性があると証言した。