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　国家警察は十四日、ケソン市のエドサ通り沿いにある国家警察本部から東南アジアのテロ組織ジェマ・イスラミア（ＪＩ）のファトゥール・アルゴジ被告(31)とイスラム過激派、アブサヤフのメンバー二人の合計三人が脱走したと発表した。同被告は、二〇〇〇年に起きたインドネシアのフィリピン大使公邸爆破事件や首都圏連続爆破事件に関与した「最重要テロリスト」。昨年から、同本部に拘置されていた重要事件の首謀者らの脱走事件が相次ぎ、内部に手引きをする者がいるとの疑惑が深まっていた。