資金洗浄防止法
［ 1160字｜政治 (politics) ］ 有料上下両院の改正法案一本化に向けた審議が始まるも紛糾。財界などからは悲鳴
資金洗浄（マネーロンダリング）防止法の改正問題で、下院は十一日未明、同法改正法案を可決、上下両院で改正法案が通過したことを受けて、同日午前十一時から上院案と下院案の一本化に向けた両院協議会が始まった。しかし、審議は同法の運用面での懸念を指摘する声が出るなど紛糾、中央銀行総裁を十二日午前に喚問することを決めただけで、同午後七時半に終了した。国際機関「金融活動作業部会」（ＦＡＴＦ・本部パリ）が求める内容での十二日中の成立は微妙な情勢で、財界は「貿易活動が制限される」と危ぐしている。
