国軍将兵反乱
[ 1311字|社会 (society) ] 有料投降交渉で政府交渉団、反乱将兵を形式的な軍法会議にかけ訓戒処分にすると約束
反乱軍の投降交渉に当たった国軍のティルソ・ダガ海軍准将は二十日、大統領府独立調査委員会(フェリシアノ委員長)の第六回聴聞会で、政府側交渉団(団長・シマツ元国軍参謀総長)と反乱軍側が、中核メンバーの若手将校五人を除く反乱将兵全員を訓戒処分にとどめることで合意していたことを明らかにした。反乱軍側は軍法会議を経ずに処分を科すよう要求したが、政府交渉団側は「(法に沿った処分でなければ)国際社会や国民の笑い物になる」(同准将)と説得、軍法会議にかけた上で訓戒処分にすると約束していた。