人質男児殺害事件
[ 1018字|社会 (society) ] 有料関係者が、警官の対応と、警察組織の現場サポート態勢を批判
パサイ市で五月三十一日に起きた人質男児殺害事件を終始、現場で目撃していたテレビ局の記者は五日、マニラ新聞の取材に対し「警官が最初に撃った二発で容疑者は倒れた。その後、不必要に続けた警官の銃撃が男児の死亡につながった」と証言した。また、警察が事件発生から二時間を空費、男児救出で具体的な行動を取れなかった背景には、法的側面で現場警官を擁護しない政府の態勢に不備があると関係者は指摘している。