国軍将兵反乱
[ 987字|社会 (society) ] 有料反乱事件と政情不安定化でレイエス国防長官が引責辞任。長官ポストは大統領が兼任へ
国軍将兵の反乱事件で反乱軍に爆弾テロ事件への関与などを指摘されたアンヘロ・レイエス国防長官(58)が二十九日午後、辞任した。声明で同長官は「民主主義を脅かす勢力が私や国防省、国軍への邪悪な攻撃を続けている。国と民主主義は重大な脅威にさらされている」と自らの存在が政情の不安定化を招いていることを認めた。その上で「個人攻撃は受けて立つが、政権や国軍への攻撃は看過できない。(辞任により)アロヨ大統領が情勢に自在に対応し、国軍が根拠のない攻撃を回避するよう切望する」と引責辞任の理由を説明した。