国軍将兵反乱
［ 923字｜社会 (society) ］ 有料上院聴聞会で大統領顧問が「前政権閣僚が占拠現場への民衆動員を計画」と指摘
国軍将兵の反乱事件で、ゴレス大統領顧問（国家安全保障担当）は二十八日、上院全員委員会（委員長・ドリロン議長）の第三回聴聞会で、国軍が収集した機密情報として、エストラダ前政権のホラシオ・モラレス元農地改革長官が、事件当日に約五万人の民衆をマカティ市へ送り込み反乱軍支援を計画していたことを明らかにした。しかし、ドリロン議長は「明確な証拠もなしに個人名を挙げることは公平さを欠く」と判断、元長官の名前を委員会記録から削除。同元長官も声明で「私を魔女狩りの標的にする理由が全く理解できない」と疑惑を全面否定した。
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