電車内に爆弾
[ 1052字|社会 (society) ] 有料9月上旬、軽量高架鉄道の電車内に強力なTNT爆弾が仕掛けられていたことが判明
二〇〇〇年十二月に首都圏連続爆弾テロの標的となった軽量高架鉄道(LRT)で今年九月上旬、爆薬入りの段ボール箱が車内に置かれていたことが十八日、国家警察の調べで分かった。爆薬は、首都圏連続テロや今年十月のバス爆破で使われたものと同種類のトリニトロトルエン(TNT)火薬約三キロで、携帯電話を使った起爆装置も付いていた。起爆装置が機能せず爆発しなかったらしい。同様の起爆装置は、サンボアンガ市で今年十月に起きた一連の爆弾テロでも使われており、国家警察が関連を調べている。箱は「車内忘れ物」としてLRT職員が自宅に持ち帰っていたため、発見が二カ月以上遅れた。