国際競争力急落
[ 941字|経済 (economy) ] 有料世界経済フォーラム最新調査で比は前年の48位から61位へ転落。財界は政策批判
競争力評価は三年連続して低下し、一部でベトナムに抜かれ始めた︱︱スイス・ダボスに本部を置く有力シンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」がこのほど発表した最新競争力調査でフィリピンの地位低下が目立った。ラモス政権下(一九九二︱九八年)で三十一位となった成長性に関する競争力は年々評価が下がり、今年は六十一位となった。財界は「政治腐敗と技術力の低さが主要因」として、アロヨ政権の経済運営に厳しい姿勢を示している。