爆弾テロ
[ 698字|社会 (society) ] 有料北コタバト州キダパワン市のバス乗り場で爆弾テロ。乗客ら8人死亡、33人負傷
十日午後二時四十五分ごろ、ミンダナオ島中部北コタバト州キダパワン市ペレスのバス乗り場で、迫撃砲弾とみられる時限装置付きの爆弾一発が爆発し、近くにいた乗客ら八人が死亡、少なくとも三十三人が負傷した。爆弾は、フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の脅迫を受けていた地元バス会社の切符売り場近くに仕掛けられていた。また、同市はイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の勢力範囲内にあり、国軍スポークスマンは「現時点で容疑者グループを特定することは困難」と話している。