米送還問題
[ 1098字|社会 (society) ] 有料最高裁、ヒメネス下院議員の保釈認めず。米送還で司法長官の収賄疑惑は収束か
ペレス司法長官の収賄疑惑を暴露したマーク・ヒメネス(本名マリオ・クレスポ)下院議員=犯罪人引渡法違反の罪で起訴=の保釈を認めたマニラ地裁決定をめぐる上告審で、最高裁大法廷は十七日、同議員側の判決再考申し立てを却下、地裁決定を破棄した最高裁判決が確定した。判決確定で身柄拘束が不可避になったことを受け、同議員は数日中に米国へ「自主出国」することを明らかにした。米当局は先に脱税罪などで同議員を起訴、犯罪人引渡協定に基づき比側に身柄引き渡しを求めている。