国産天然ガスで発電
[ 751字|社会 (society) ] 有料総発電量の16% バタンガス処理場が完成
五百キロ離れたパラワン島沖合の天然ガスをパイプラインでルソン島まで送り、首都圏などで火力発電のエネルギーに活用する開発事業の完成式が十六日、バタンガス州のダバンガオ天然ガス処理場施で行われた。商業化は来年以降だが、これまで相当部分を輸入原油に依存してきた国内総発電量の一六%に当たるエネルギーを自前で賄え、アロヨ大統領は完成式の席上、「クリーンで環境に優しい天然ガス産業の画期的な誕生」と同事業を高く評価した。