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　イスラム過激派、アブサヤフ掃討を兼ねた比米合同軍事演習の訓練を国軍兵士が「交戦」と誤認した問題で、演習地バシラン州に駐留している国軍指揮官が訓練実施を事前に知らされていなかったことが三十日、分かった。国軍南部司令本部からの連絡は、二十七日夜の訓練から約十時間後の翌朝だった。マニラ新聞の取材に対し指揮官は「味方同士が誤って交戦する可能性があり、危険な状態だった」と指摘、事前通知を徹底するよう同本部に求めたことを明らかにした。