海賊対策 連携強化を
[ 1117字|社会 (society) ] 有料マニラ湾で合同訓練 被害激増受け日比当局
アジア地域で激増する海賊被害対策で、海上保安庁は十月三十一日、フィリピン沿岸警備隊との合同訓練をマニラ湾で実施した。双方から巡視船二隻、ヘリコプター三機などが参加、乗組員救助から海賊船だ捕までの連携手順を確認した。海賊被害はここ数年、前年を約五割上回るペースで増加。特に東南アジア地域は、海賊の最多発地域で日本関係船舶の被害も増えている。合同訓練は、日本政府がアジア十七カ国・地域と共同で進めている海賊対策の一環。