独立記念日
[ 941字|社会 (society) ] 有料各地で記念行事が行われ、大統領は対テロ戦争の遂行を強調した
エミリオ・アギナルド将軍がスペインからの独立を宣言してから百四周年の十二日、全国各地で独立記念行事が催された。バシラン州でこの日を迎えたアロヨ大統領は、歴代大統領で初めてミンダナオ地方での国旗掲揚式典に臨席。マニラに戻って、リサール公園のキリノ・グランドスタンドで催された祝賀式典に列席し、演説の中で、失敗に終わった人質救出作戦の犠牲者や国軍兵士を「新たな英雄」とたたえた=写真。一方、左派系市民団体は、米軍の支援でイスラム過激派、アブサヤフのせん滅作戦を強行する大統領に抗議して反政府デモを行った。