裁判長期化に懸念
[ 1144字|政治 (politics) ] 有料公特裁内紛受け大統領 最高裁に「仲裁」要請へ
エストラダ前大統領の不正蓄財裁判(略奪罪)をめぐる公務員特別裁判所の「内紛」発覚を受け、政府や国会内では五日、裁判長期化への懸念から早期収拾を求める声が相次いだ。ブルネイを訪問中のアロヨ大統領は報道官を通して「(内紛は)正義を実現する上で障害になる。早急な解決を求める」との声明文を発表。ペレス司法長官も最高裁に「仲裁」を要請して事態の収拾を図る考えを明らかにした。また、与党下院勢力は決議案を提出して院内委員会で内紛へ至った経緯などを調査する姿勢をみせた。