首都圏「危険度1」から1年
[ 951字|社会 (society) ] 有料解除は尚早ー大使館 来比者は増加ー旅行業界
昨年五月にショッピングセンターで爆弾テロ事件が相次いだ首都圏に、日本の外務省が海外危険情報「危険度1」を出してから三日で一年。在フィリピン日本大使館は、「まだ解除に踏み切る段階ではない」として、昨年末に起きた連続爆破事件や一般犯罪が減少していないことを理由に挙げている。一方、首都圏来訪者の八割が個人旅行のリピーターという特殊事情もあって、フィリピン全体では観光業界への影響は少ないようだ。