マカティ市・高層ビルの火災対策 頼りはビルの防火設備
[ 1049字|社会 (society) ] 有料消防車 はしごは8階が限度、放水能力は6階まで
十八日未明、ケソン市の六階建てホテルで起きた火災は死者七十四人に上る大惨事になった。首都圏の中でも、特にマカティ市にはオフィスビル、コンドミニアム、ホテルなどの高層ビルが建ち並ぶ。万一、そこで出火した場合の防火態勢はどうなのか︱︱。消防署で消火活動ができるのはせいぜい八階まで、上層階は各ビルの防火管理システムに頼らざるを得ないというのが実態のようだ。