前大統領が初出廷
[ 1035字|政治 (politics) ] 有料罪状認否を拒否 司法への不信感訴え
エストラダ前大統領(64)が略奪など三つの罪に問われている裁判の罪状認否(偽証罪)が二十七日、ケソン市の公務員特別裁判所第一部(フランシス・ガルチトレーナ裁判長)であり、前大統領が初出廷した。前大統領は「弁護士の助言に従い答弁はしない」と認否を拒否した。被告人が認否を明確にしなかった場合、無罪を主張したと見なされ、裁判はそのまま進められる。大統領経験者が刑事事件の被告人として法廷に立つのは、フィリピン共和国史上初めて。