睡眠薬強盗対策
[ 1023字|社会 (society) ] 有料観光省が睡眠薬強盗撲滅作戦を開始したが、犯人は活動地区を移動
睡眠薬強盗の被害者が後を絶たない。犯罪都市「マニラ」の汚名を返上しようと、観光省の観光警察は今年一月から不審人物を写真撮影してリストを作る「睡眠薬強盗撲滅作戦」を開始した。作戦の成果が出たのか、同警察が管轄するマニラ市リサール公園やイントラムロスでの発生件数は、今年に入ってゼロを記録。しかし、観光客の多い「狩り場」を追われた犯人グループは隣接の同市エルミタ地区などで活動を続けており、治安回復にはまだ時間がかかりそうだ。