法制定後も野放し 首都圏の黒煙車
[ 848字|社会 (society) ] 有料検査も「心付け」次第
自動車の排ガスを厳しく規制した「大気汚染防止法」が成立してから一年。有鉛ガソリンの販売は禁止されたものの、施行前ということなのか、首都圏の幹線道路で黒煙を噴き上げるバスやジプニーが姿を消す気配はない。整備不良車として摘発されても、陸運局の検査官に「心付け」を渡して目こぼししてもらう車両が後を絶たないのが理由の一つだという。
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自動車の排ガスを厳しく規制した「大気汚染防止法」が成立してから一年。有鉛ガソリンの販売は禁止されたものの、施行前ということなのか、首都圏の幹線道路で黒煙を噴き上げるバスやジプニーが姿を消す気配はない。整備不良車として摘発されても、陸運局の検査官に「心付け」を渡して目こぼししてもらう車両が後を絶たないのが理由の一つだという。