ひも付き援助、10年ぶりに復活
[ 656字|経済 (economy) ] 有料小渕基金の円借款 資財調達に条件
「小渕基金」と呼ばれる特別円借款(総額三百九十五億円)の公文が三日、荒義尚駐比大使とドミンゴ・シアゾン外相の間で交換されたが、今回の借款は「日本からの資財調達率は各事業費当たり五〇%以上」との貸付条件が付けられた。フィリピンへの借款供与で「ひも付き援助」が適用されるのは一九九〇年以来、十年ぶり。
1992年にマニラで創刊した「日刊まにら新聞」のウェブサイトです。フィリピン発のニュースを毎日配信しています。
「小渕基金」と呼ばれる特別円借款(総額三百九十五億円)の公文が三日、荒義尚駐比大使とドミンゴ・シアゾン外相の間で交換されたが、今回の借款は「日本からの資財調達率は各事業費当たり五〇%以上」との貸付条件が付けられた。フィリピンへの借款供与で「ひも付き援助」が適用されるのは一九九〇年以来、十年ぶり。