観光長官 「注意喚起の見直しを」
[ 938字|社会 (society) ] 有料誘拐で観光産業打撃 外国政府に訴えへ
イスラム過激派、アブサヤフがパラワン島沖合のリゾートから米国人ら二十人を誘拐した事件で、ゴードン観光長官は三十日、同島に出された注意喚起や渡航延期勧告の見直しを外国政府に訴える方針を示した。「現状ではパラワン、ミンダナオ地域のリゾートに危険性はなく、注意喚起が与える影響は計り知れない」と説明、大きな外貨収入源としてフィリピン経済を支える観光産業が危機的状況にあるとの認識を示した。