救援に力合わせた8年 ピナQ、来年3月に解散
[ 874字|社会 (society) ] 有料アエタの生活軌道に
一九九一年六月のピナトゥボ山噴火で被災した先住民族、アエタの支援を目的に、マニラ在住の日本人女性が結成した「ピナトゥボ救援の会」(ピナQ)が、来年三月いっぱいで解散する。噴火から八年、山に自然が戻り始めて農作物も収穫でき、生活が安定してきたアエタの人々に緊急援助の必要性はなくなったと判断したためで、同会は八年余の活動に区切りをつける。
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一九九一年六月のピナトゥボ山噴火で被災した先住民族、アエタの支援を目的に、マニラ在住の日本人女性が結成した「ピナトゥボ救援の会」(ピナQ)が、来年三月いっぱいで解散する。噴火から八年、山に自然が戻り始めて農作物も収穫でき、生活が安定してきたアエタの人々に緊急援助の必要性はなくなったと判断したためで、同会は八年余の活動に区切りをつける。