交通新規制
[ 1381字|社会 (society) ] 有料首都圏開発局がトライシクル対象の新規制導入検討。首長らは選挙控え及び腰
交通渋滞対策を積極推進している首都圏開発局(MMDA)が、庶民の足、トライシクル(サイドカー付きオートバイ)を対象にした新規制の導入検討を始めた。プレートナンバー末尾を偶・奇数に二分し、一日ごとに走行禁止日を設ける内容。MMDA側は「走行台数が一気に半減し、渋滞緩和と大気汚染の軽減につながる。一石二鳥だ」として、運行認可権を持つ自治体首長に導入への同意を求めている。ただ、一カ月半後に選挙を控えた首長にとっては得票数に直結する問題だけに、「運転手の失業対策はどうするのか」「台数が減り、住民の利便性が損なわれる」と及び腰だ。