セブパシフィック機墜落事故から1周年 カガヤンデオロで慰霊祭
[ 879字|社会 (society) ] 有料遺族ら多数が参列 原因は究明されず
二日、マニラからカガヤンデオロに向かったセブパシフィック機が東ミサミス州のルモット山に墜落して乗員・乗客百四人が全員死亡、フィリピン航空史上最悪の惨事となった事故が起きてから一周年を迎えた。この朝、カガヤンデオロ市の墓地で慰霊祭が執り行われ、後藤洋・フィリピン事務所長ら国際協力事業団(JICA)関係者も参列、日本人唯一の犠牲者となった青年海外協力隊員、長田徹さん=当時二十六歳・京都府八幡市出身=の霊を弔った。しかし、事故原因は解明されていないまま、この一年が空転した。