公的資金15億ペソ投入へ PAL廃業で政府
[ 833字|社会 (society) ] 有料「延命期間」は3カ月 国内路線に限定して運航
労使交渉の決裂に伴うフィリピン航空(PAL)の自主廃業問題で、政府は二十二日、十五億ペソの公的資金を投入し、PALの延命を図る方針を固めた。「延命期間」は三カ月間で、この間に新たな投資者を募るなど再建策を模索する。期間中の運航は国内路線に限定される。二十四日午前零時に予定されていた自主廃業は、「公金投入」という形で回避される見通しになった。
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労使交渉の決裂に伴うフィリピン航空(PAL)の自主廃業問題で、政府は二十二日、十五億ペソの公的資金を投入し、PALの延命を図る方針を固めた。「延命期間」は三カ月間で、この間に新たな投資者を募るなど再建策を模索する。期間中の運航は国内路線に限定される。二十四日午前零時に予定されていた自主廃業は、「公金投入」という形で回避される見通しになった。