イラク攻撃
[ 874字|社会 (society) ] 有料アロヨ大統領「戦闘部隊の派遣はせず」。協力は戦後の平和維持、人道支援に限定
米英軍によるイラク攻撃開始を受け、アロヨ大統領は二十日、訪問先のルソン島北部ベンゲット州バギオ市で、イラクへの国軍戦闘部隊の派遣はせず、協力分野を戦後の平和維持活動や人道的支援に限定する方針を明示した。フィリピンが米政府発表の「イラクの武装解除を求める連合」三十カ国に含まれた点では「(イラクの)大量破壊兵器が国内テロ組織の手に渡る恐れがある。米国とその連合国が始めたことは、われわれをテロから守ることでもある」と武装解除を目的にした武力行使の意義を強調して国民の理解を求めた。