噴火11周年
[ 1175字|社会 (society) ] 有料15日はピナトゥボ山大噴火の11周年。被災した少数山岳民族が生活支援を訴える
十五日は二十世紀最大と言われたピナトゥボ山(一、四四五メートル)大噴火の十一周年。タルラック州カパス町サンタフリアナ地区の再定住地に住む山岳少数民族アエタの住民ら約四十人はこのほど、登山で同地区を訪れたアロヨ大統領に生活支援を求める要望書を手渡した。同地区は登山客の出発地点として観光収入で潤い始めている。しかし、一部の住民は依然、衣服の色落としなどに使用される石を拾い集めるなど、苦しい生活を続けているという。