マニラ空港 滑走路中央部に穴
[ 747字|社会 (society) ] 有料緊急工事で4時間閉鎖 定期補修遅れ舗装劣化か
二十三日午後四時二十分ごろパサイ市のマニラ国際空港で、滑走路中央部に穴(約五平方メートル、深さ約五センチ)が開いているのを点検作業中の空港職員が見つけた。緊急補修工事のため、滑走路は同日午後八時半ごろまで約四時間閉鎖され、到着便がクラーク国際空港=ルソン島パンパンガ州=へう回するなどの影響が出た。同空港では二〇〇〇年に滑走路の補修工事を実施する予定だったが、入札をめぐるトラブルで今年十一月に延期されていた。五年ごとに実施される補修工事の遅れで舗装の劣化が進んでいたとみられる。