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　年末恒例のメトロマニラ映画祭の受賞式典が27日、首都圏ケソン市内の会場で行われ、ブリリャンテス・メンドーサ監督の『ミンダナオ』が最優秀作品賞や最優秀主演女優賞など11部門で最優秀賞を独占した。この作品は、人気女優のジュディアン・サントス演じるイスラム教徒女性が主人公で、小児癌を患う娘の治療に奔走するかたわら、国軍兵としてミンダナオのゲリラ掃討作戦に従事する夫の状況にも苦悩する姿を好演した。世界的な映画祭で高い評価を得ているメンドーサ監督も最優秀監督賞を受賞し、最優秀音楽賞などにも輝いた。（29日・テンポ）