「バラギガの鐘効果」に期待
[ 238字|2018.11.16 ]
20世紀初めの比米戦争の際に米軍によりビサヤ地方東サマール州から持ち去られたバラギガの鐘が返還されるにあたって、同州は「バラギガの鐘効果」による観光振興や町おこしに期待を寄せている。観光省東ビサヤ地域支部担当者は「鐘到着後は観光客もぐんと増える。町は受け入れ体制整えを」と鐘が設置される予定の同州に呼び掛ける。普段は観光客も少なくのどかな同州が、鐘により沸き立っているという。同支部担当者は「鐘の歴史などを観光客に説明できる様に準備も行う」と意気込んでいる。(15日・テンポ)