セブの路上からアジア大会の王者へ
[ 236字|2018.08.31 ]
アジア大会のスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得したフィリピン代表、マージリン・ディダル選手(19)は勝利の瞬間、大きな声援の中、涙を流した。セブ出身のディダル選手の母親は、うずら卵の揚げ物、クウェックウェを路上で販売している。貧しい家庭で育ち家族に反対されながらもスケートボードを続けた。コーチのグチェレス氏には、セブの公園で練習してたところをスカウトされた。「この勝利は家族、コーチ、そしてフィリピンのもの」ディダル選手はそう語った。(30日・Pジャーナル)