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6月6日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 438字|2016.6.6|社会|ハロハロ ]

 首都圏のあるルソン島南西部の季節は、乾期(11〜5月)と雨期(6〜10月)に分かれる。北東季節風アミハンの吹く乾期、特に2〜4月ごろは酷暑が連日のように続く。他方、ハバガットと呼ばれる南西季節風の吹く雨期は、西フィリピン海(南シナ海)から吹き込む湿った空気が豪雨をもたらす。

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 共和国憲法が「5月第2月曜日」と定める大統領選の投票日から、新大統領が就任宣誓を行う6月末は、ちょうど乾期から雨期への変わり目に当たる。最高気温40度近くに達する乾期の熱が選挙戦をヒートアップさせ、投票が終わると、「頭を冷やそう」と言わんばかりに雨期の足音が聞こえ始める。

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 エストラダ大統領が勝利した1998年の大統領選当日、スコールが降った。一緒に雨にぬれた先輩日本人記者は「カッと燃え上がり、さっと熱を冷ます。この時期を投票日にしたのはフィリピン人の知恵だろう」と話したが、18年後の今年も投票日後に雨がちとなり、約2週間後、雨期入りが宣言された。(酒)

ハロハロ